私は、現在は行政書士ですが、以前は身内が立ち上げ経営する福祉事業所に勤務していました。
外回りをすることも多かったので、色々な事業所を見る機会があったのですが、同じ種類のサービスでも、事業所によって本っっ当に全然違いました。
もちろん受け入れている障害の種別や区分によって利用者さんが異なることはありますが、運営方法、スタッフさん達の人柄、プログラム内容、席の配置の仕方、声掛けや対応の仕方、目指す姿など。何が正解という訳ではありませんが、事業所の方針によって集まる利用者さんもそれぞれだなぁと感じていました。
例えば、プログラムをとてもたくさん準備して自分の好きなものを選ぶことが出来る、希望すれば新たなプログラムを取り入れてもらえるような所もありました。通うことが楽しくなり、通所頻度の向上にも繋がるようでした。
反対に、ひとつのことに特化してそれを学びたい方が利用者となるケースや、企業からかなりレベルの高い仕事を依頼されているケースもあり、今の通所だけでなく手に職をつけて就職を目指すなど将来を見据えたプログラムを組んでいる所もあります。
また、1~数種類の作業が準備されていて複数人で取り組むようなグループワーク中心の所だと通所に慣れるところから始め、コミュニケーションについて実体験で学ぶこともできますね。
どのような方が利用されるかによって準備する内容も変わってくる為、開設前の事業計画も大切ですね(^^♪
◆行政書士いぐちさき事務所◆
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